プランター菜園コース
本年から体験塾にご参加くださった方にも、実際に自然農法を自分の手で体験していただきたいということで、プランター菜園コースを開設しました。コースを春野菜編、夏野菜編、秋・冬野菜編の3つに分け、選択肢の幅を広げました。
種蒔き(苗)から種取りまでを一貫して行っていただき、自然農法の一端を体感してもらえるのではないかと思います。
プランター菜園コース【夏野菜編】参加募集要項
ミニトマトの育て方のポイント
植えつけ
できるだけ深さのある中型から大型のプランタ-を準備します。プランターには底に敷くプレートが付属していますが、そのまま堆肥、土をいれると目詰まりをしてしまいますので、プレートはまずパオパオでくるんでから底に敷いてください。
ポット苗のミニトマトを植えつける場合は、ポット苗が土の上面に少し隠れる深さにします。苗の茎は未だ細いので支柱を立てて固定して下さい。固定するにはひもを「8の字」を描くように茎と支柱の間でクロスさせるようにして結びます。茎間は約30cm以上あけます。
支柱立て
苗の生長に合わせて支柱も長いものに替えていく必要があります。支柱は3本一組として立ててください。
水やり
水は土の表面が乾いたら午前中にタップリとやることが大切です。ただし、水を与え過ぎるとその弊害もありますので注意してください。また、熟したミニトマトに水がかかるとひび割れの原因になりますので注意が必要です。
栽培管理
日常の栽培において、ポイントが3つあります。美味しいミニトマトをできるだけ大きく、そしてたくさん穫れるるようにするためのポイントです。
①誘引:茎が風や自身の枝の重さで折れないように、植えつけ時に茎を支柱に誘導して固定します。生長するにつれて茎も徐々に太くなるので、「8の字」に縛りゆとりをもたせます。
②わき芽かき:主枝(茎)と小枝の間から出てくる芽(わき芽)を指でつまんでかき取ってください。
③摘心:ミニトマトは放っておけば1m以上伸びますが4段目(第4花房)か5段目までついたところで、それから上の葉を2~3枚残して主枝の先端をプツンと切ります(摘心)。摘心をする理由は枝の成長を止めることにより養分を果実に回すためです。